もうそうアウトドア

キャンプ・ハイキング・登山。アウトドア経験のない人による妄想アウトドアあれこれ。

【雑記】2024年の展望など

こんにちは、もうそうです。

2024年が始まりました。わが家は喪中かつ妻が年末年始とスキー場のバイトに行っていたため、娘2人とのんびりと過ごしていました。能登半島地震で被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。災害はいつであろうと突然に起こるものだと再認識しました。私の住んでいる地域も震度6弱を記録したようです。ちょうど娘2人と昼寝をしているところでした。スマホ緊急地震速報が鳴り、NHKではしきりに津波の避難を呼びかけていました。幸いにも娘2人は起きることなくぐっすりと寝ていたので怖い思いをさせずに済んで安堵しています。一早い復興をお祈りしています。

 

 

さて、今回の記事は2024年の展望についてですが、正直あまりハッキリしたことは決めていません。もともと計画を立てることが不得手なので「いずれしてみたいな」位のニュアンスでお読みいただければと思います。妄想を膨らませながら、現実は予算やら休暇やらと折り合いをつけていくことになるかと思います。

 

 

① キャンプに行く回数を増やしたい

まずはこちら。せっかくキャンプの楽しさが家族で共有されたので回数を増やしていきたいと思います。去年は秋からキャンプに行き始めたので、今年は春から動き始めるつもりです。

まずは、はじめてのお泊まりキャンプで宿泊した無料のキャンプ場で経験を積んで、秋には遠出できたらいいなあなんて思っています。

また、去年はキャンプ+αの組み合わせの楽しさを実感したので、キャンプそのものを目的として楽しむときと、キャンプを手段として+αを楽しむときとうまく棲み分けられたらなと思います。

 

 

② 登山を始めたい

昨年の夏ごろから、少しずつ登山にも興味が出てきました。もともと出不精なので、続けることになるかはわかりませんが、2024年は近くの低山ハイキングから始めてみたいと思います。

キャンプの時もそうでしたが、私の性格的に放っておくとおそらく山道具を集めるただのコレクターと化してしまうので、雪が溶けたらさっさと1回経験してみることにします。「とりあえず、やってみる」の精神で2024年は過ごしていく所存でございます。たぶん。

 

 

③ お金を貯めたい

浪費家の私にとって永遠の課題です。これまでの購入記録を読み返していても、5,000円以下の比較的手に取りやすいアイテムをほいほい買ってしまう傾向にあります。お小遣い制なので貯めないことには大物は買えないのですが、ほいほい買うので貯まりません。これはあかんです。

今年は、欲しいもの、必要なものをしっかりと厳選して、納得のいく買い物ができたらいいなと思います。なので初売りは何も買いません。たぶん。

 

 

④ 自転車を再開したい

つい先日、実家の物置に眠ったままのMTBを発見しました。しばらく乗っていなかったので乗れる状態なのかは分かりませんが、アウトドアに目が向き始めた今を好機として、また自転車を再開するのもありだなと思いました。ゆくゆくは自転車キャンプなんて妄想も膨らみます。が、しばらくメンテナンスをサボってしまっているので、雪が溶けたら自転車屋さんに見てもらおうと思います。乗れる状態だといいのですが。

 

 

パッと思いつくところはこんなところでしょうか。キャンプをきっかけにアウトドアの世界に触れたので、2024年は引き続きキャンプを楽しみつつ、アウトドアアクティビティの幅が広がるような選択をしていきたいと思います。そのためにもお金と体は大切にしなくては。

それでは、また。

 

2023年買ってよかったアウトドア道具12選

こんにちは、もうそうです。

 

今年も終わりますね。今回の記事は、私が2023年に購入したアウトドア道具の中から、使用頻度の高いもの、購入満足度の高いものを12点ご紹介します。とはいえ、私はお泊まりキャンプデビューも今年初めて経験したばかりの駆け出しアウトドアマンですし、頻度もそう高くありません。なによりお小遣い制のため、この円安&値上げのご時世においては日常でもアウトドアでも使えるシームレスなアイテムを購入していたように思います。特に今年から私服にもアウトドアウェアを積極的に取り入れ出したので、衣類が多めです。一応順位づけはしていますが、それほど重要視していません。これから挙げる12点はどれも購入して満足しています。前置きが長くなりましたが、早速いってみましょう。

 

 

【12位】岩谷マテリアル ウォーターバッグ5L

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12位は岩谷マテリアルのウォーターバッグです。今年、お泊まりキャンプを初体験し、ウォータージャグの必要性を感じました。特に子連れのキャンプにおいては手洗いや飲み水など頻繁に水が必要になるシーンがあります。水へのアクセスのしやすさは快適性に直結すると感じました。

【おすすめポイント】

✔️エニーロックの使い勝手

✔️コックの使い勝手

 

 

【11位】GOALZERO Lighthouse micro Flash

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11位は今更感がありますが、コンパクトLEDランタンの定番、GOALZEROのLighthouse micro Flashです。追加のサブランタンとして購入しました。値上げに次ぐ値上げにより販売当初の抜群のコスパ感はなくなりましたが、使い勝手のよいランタンであると思います。

【おすすめポイント】

✔️無段階調光が可能

✔️バッテリーの持ち

 

 

【10位】mont-bell ストームクルーザー

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10位は定番レインジャケット、mont-bellのストームクルーザーです。昨年から登山にも興味をもち始めたことに加えて、持っていたスキーウェアが古くなっていたので、雪遊びや親子スキーなどの冬のアクティビティ兼登山用に購入しました。結局登山は行けずに活用機会も多くはないのですが、雨の日の撤収時や雪かきの際などに着用し、その機能性の高さを感じました。今シーズンの雪遊びの際には使ってみようと思います。

【おすすめポイント】

✔️GORE-TEXの安心感

✔️圧倒的なコスパ

 

 

【9位】Patagonia フーディニjkt

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9位はPatagoniaのフーディニjktです。軽量のシャカシャカジャケットを探していて、シルエットの良さに惹かれて購入しました。収納性、コンパクト性に優れ、どこに行くにもお守りとして持っていくことができます。

【おすすめポイント】

✔️シルエットの良さ

✔️軽量・コンパクト性

 

 

【8位】Arc'teryx  Motus AR Hoodie

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8位はアークの冬用ベースレイヤーです。化繊素材ですがPhasic™ 素材の汗抜けがよく、冬の散歩の時などによく着ていました。着心地がもっちりとしていて好みです。余談ですが、このモータスARは現在コーマックヘビーウェイトと名称が変わっており、価格も5,000円以上値上げしています。名称が変わったり、モデルチェンジに合わせてしれっと値上げされるのはあるあるですね。

【おすすめポイント】

✔️Phasic™ 素材の汗抜けのよさ

✔️もちもちした肌触り

 

 

【7位】PAAGO WARKS  Switch L

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7位はパーゴのSwitchです。同メーカーのザックであるBuddyに取り付けることも可能ですし、単体でサコッシュやウエストポーチのように使うこともできる万能ポーチです。財布やスマホ、ポケットティッシュなどがいつも入っています。普段使いも視野に入れるなら容量的にLサイズの方がおすすめです。

【おすすめポイント】

✔️多様な使用方法

✔️ガバッ開く開口部

 

 

【6位】patagonia キャプリーンクールデイリーフーディ

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6位はpatagoniaの夏用ベースレイヤーです。さらさらとした気持ちの良い着心地です。袖を通すとひんやりとします。速乾性も高く、洗濯してもあっという間に乾きます。下着感が薄く、1枚でも着られるところもよきです。

【おすすめポイント】

✔️速乾性の高さ

✔️さらさらの着心地

 

 

【5位】DARN TOUGH ハイカー1/4 MWクッション

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5位はダーンタフの靴下です。ダーンタフは生涯保証で有名なメーカーですね。ダーンタフに限らずメリノ靴下は自分のこれまでの靴下観をひっくり返すほどの衝撃でした。防臭性の高さや冬場の保温性などアウトドア用の靴下ってすごいんだなってシンプルに思いましたね。日常使いでもバンバン履いています。

【おすすめポイント】

✔️高い防臭性

✔️生涯保証の安心感

 

 

【4位】XEROSHOES Zトレイル

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4位はXEROSHOESのZトレイルです。G.W.に栃木のNrucさんで型落ちのセール品を購入しました。5,940円なり。GENESISと悩みましたが、ベアフット系のサンダルは始めだったこともあり、より無難に感じたZトレイルの方を購入しました。履いてみた感じ、ソールの薄さはそこまで気になりませんでした。薄いなりの衝撃はありますが、十分快適です。また、Zストラップのフィット感も良好で、ズレを感じることなく歩けました。むしろソックスを履いたままでも着用可能なメリットの方が勝っています。

【おすすめポイント】

✔️素足感覚を養うゼロドロップ構造

✔️Zストラップのフィット感

 

 

【3位】patagonia バギーズロング7in 

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3位は定番ショーツ、patagoniaのバギーズロングです。5インチも試したのですが、自分の体型的に合うと感じたのは7インチの方でした。入手してからは、夏場毎日のように履いていました。水陸両用で、耐久性にも優れているため、夏のあらゆるアウトドアアクティビティに対応できます。来年も色違いでもう一着購入したいと思います。その位気に入ったアイテムです。

【おすすめポイント】

✔️水陸両用

✔️飽きのこないデザイン

 

 

【2位】mont-bell アルパインサーモボトル750ml

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2位は神ボトルことmont-bellのアルパインサーモボトルです。初めてお泊まりキャンプを経験し、お湯を運搬できることがこんなにも快適性を上げることにつながるのだと実感させられました。ソロだけでなく、娘と2人でハイキングに行くことも想定して750mLのサイズにしましたが、キャンプの際にも取り急ぎ子ども2人分のカップ麺を用意できる点が便利でした。とはいえソロにはやはり大きいので、お金に余裕ができたらソロ用に500mLサイズも買い足したいと思います。

【おすすめポイント】

✔️高い保温性

✔️コストパフォーマンスのよさ

 

 

【1位】ALTRA Lone Peak 7

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1位はアルトラのローンピーク7です。登山にも使えるシューズを探していて、たどり着いた一足でした。私は超がつくほどの幅広の足型ですが、しっかりフィットしてくれています。ゼロドロップ構造の恩恵はまだよくわかりませんが、Zトレイルと併せて使いながら慣れていきたいと思います。スニーカーとしては高価ですが、スニーカー以上に履きやすく、また登山等のアウトドアアクティビティにも使用に足る靴ということで、まさに日常でもアウトドアでも使えるシームレスなアイテムでした!

【おすすめポイント】

✔️広々としたトゥーボックス

✔️ゼロドロップ構造によるフラットな履き心地

✔️ソフトながら高い安定性

 

 

おわりに

今年はキャンプ道具集めがひと段落し、アウトドアメーカーの機能ウェアに興味が向けられた一年でした。靴下から始まり、その機能性の高さに驚きました。2024年もキャンプ道具は必要なものを厳選しながら買い足していきつつ、日常でも使えるウェアを中心に購入していきたいと思っています。来年末までこのブログを続けているかは謎ですが、2024年はたくさんフィールドに赴いて記事にできたらいいなあなんて思っています。

それでは、また。

 

【購入記録】私のアウトドア道具収集記録No.11〜No.20

こんにちは、もうそうです。

 

今回の記事は、私がこれまで集めてきたアウトドア道具の紹介になります。

アウトドア道具といっても様々な種類がありますが、私の場合はキャンプ道具が中心となります。とはいえ、道具を集め始めて2年以上が経っているので、その過程で志向も変化してきました。購入した順で紹介していきますので、そんな志向の変化も楽しんでいただけたらと思います。併せて購入して良かった点、悪かった点も簡単に添えていこうと思いますので、これからキャンプを始められる方、特に何から購入したらよいか悩まれている方には私の経験を参考によい買い物をしていただければと思います。

前回記事はこちら↓

https://moso-outdoor.hatenablog.com/entry/2023/12/08/022912

 

 

⓪ 目次

① はじめに

② アウトドア道具収集記録No.11〜No.20

③ おわりに

 

 

① はじめに

今回ご紹介する購入品は、2021年10月から2022年1月のものです。焚き火に強い憧れがあり、焚き火関連の道具を中心に集めていましたが、キャンプの顔となるテントの検討は続けていました。今回の記事で初めての大物であるテントを購入することになりますので、購入に至るまでの思考(妄想)もお楽しみいただければと思います。

 

 

② アウトドア道具収集記録No.11〜No.20

No.11 ワークマン(AEGIS) 真空保冷缶ホルダー

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1点目は、ワークマンの真空保冷缶ホルダーです。アウトドアで冷えた缶ビールを飲みたいがために購入しました。お手頃な価格が購入の決め手でしたが、今現在、夏のキャンプを経験していないため目立った活躍はしていません。日常使いでそこそこ使うかな?といった感じですが、そもそも日常で500ml缶を購入するケースってほとんどないので、これは購入して失敗だったかな。

 

 

No.12 ワークマン(TOWA)The Field Glove

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ワークマン製品が続きます。革製のグローブですね。やっぱり焚き火周辺のアイテムを中心に揃えていこうとしています。このグローブにした理由はやはり値段でしたね。でもしっかり使える印象でした。本格的な革グローブにも憧れますが、最初はこのようなお手頃価格のものでもよいのではないかと思います。唯一の不満点は長さがやや短めな点ですかね。

 

 

No.13 ロゴス(LOGOS) たき火台シート

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焚き火周辺のアイテム2点目です。これで大方の焚き火周辺アイテムは揃いました。このロゴスのたき火台シートは、80×60を選択しましたが、ファイアグリルをゆとりをもって置けるのでサイズ感的には満足しています。

 

 

No.14 ZANE ARTS モビボックス

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4点目は、ゼインアーツのモビボックスです。初めてゼインアーツ製品になります。当時、購入検討していたテントの一つがゼインアーツのギギ1でした。抽選申込をしましたがあえなく落選。がっかりしながら翌日ショップに行くと、ちょうど入荷していたモビボックスが目に留まり、ギギ1を落選した腹いせに衝動買いしてしまいました。そんな経緯で購入したモビボックスですが、アウトドア仕様のゴミ箱としては最高に使いやすいです。おまけにデザインよし、所有欲も満たしてくれるとよいこと尽くめな製品です。一時期は品薄で高騰していましたが、今はどうなんでしょうね。

 

 

No.15 ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフ

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一応焚き火周辺アイテムに含まれるのでしょうか。5点目はナイフです。ブッシュクラフトとまではいかないものの、YouTubeを観ながらパドニングやフェザースティックづくりに憧れをもっていました。ファーストナイフはよく紹介されるモーラナイフにしようと思っていましたが、入荷情報につられてこちらを購入しました。このユニフレームのナイフもなかなかの切れ味で、パドニングも難なくできます。お値段も比較的良心的なので、ファーストナイフとしてはおすすめできる製品かと思います。

 

 

No.16 Field Core アルミロールテーブル

6点目はまたまたワークマンのアルミロールテーブルです。この時期のワークマンの勢いは凄いですね。私もまんまと乗せられています。さて、この製品はキャプテンスタッグのアルミテーブルのジェネリック品で、現在は販売されていません。この手のミニテーブルは、レジャーシートの上で子どもの食事やコップを置くのにもよいですし、クーラーボックスやソフトコンテナ置き場としても使えるので何かと便利です。

 

 

No.17 SABBATICAL GILIA

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アウトドア道具を集め始めて17点目にして、ついに大物のテントを買いました。テントを購入するにあたっては色々と悩みましたが、いろいろな場面で使えそうな「ちょうど良さ」が購入の決めてでした。そんなギリアの「ちょうど良さ」をテント購入にあたって思考したことと共に何点か紹介していこうと思います。

 

・サイズ感がちょうど良い

テント購入にあたって最も思考したのはそのテントをどのように使うのかという用途についてでした。最終的には家族4人のファミリーキャンプで、女の子チームと私に分かれて2張のテントを張って過ごすことを想定しました。親子2人ずつの可能性もあるかもしれません。 他に考えられるのは、未就学児の長女+私のデュオキャンプ、家族4人でのデイキャンプ、私1人でのソロキャンプあたりもしてみたいという思いがありました。ギリアの最も特徴的な点は、2人用と5人用(あるいはそのどちらも)を選択できるインナーテントが付属している点だと思います。これによって、ファミリーキャンプにもデュオキャンプにも使い回しが効くテントになっている点が魅力的でした。また、サイズがそれほど大きくなく、1人設営が可能な点もわが家のニーズに合っていると感じました。

 

・素材や機能がちょうど良い

ギリアの素材はポリエステルです。表面には撥水加工が施されており、裏面はPUコーティングされています。オーソドックスなポリエステル素材のテントですね。ポリエステル素材は、TC素材と比べると、防水性があり、軽量でコンパクトになる点が利点です。乾きやすくメンテナンスもしやすいため、アウトドア初心者にはうってつけの素材だと思います。

また、ギリアにはサイドパネルのメッシュや冷気の侵入を防ぐためのスカートが備わっていません。公式によると、ギリアの開発の軸になる考え方は「寝る」ことにフォーカスした3シーズン用テントということで、メッシュパネルはインナーテントのみ、スカートも不要ということのようです。わが家はもともと3シーズンのみでの使用を想定していましたし、日中にテントに籠る気もなかったのでこの辺りのニーズもマッチしていると感じました。その分、耐風性を高めるためにメインフレームにブリッジフレームを追加しており、安全面への配慮がなされています。

 

・価格がちょうど良い

ファミリー用のテントとなると気になるのがお値段です。私が購入時の金額は47,080円でした。(現在は価格改定が行われており、5万円を超えてしまいました。)過剰な機能を削ぐことでファミリーテントとしてはお手頃な価格となっているのではないでしょうか。コスパだけ見ると、流通量の多いコールマンの2ルームテントなどには見劣りしてしまうかもしれませんが、ギリアには人数に応じて様々なバリエーションがあるのが魅力だと、現時点では思っています。

 

 

そんな流れでギリアを購入したわけなのですが、実際に使用してみて改めて「寝る」ことにフォーカスした3シーズン用テントという開発意図が伝わってきます。テント内での快適性を重視するのであれば他のテント、それこそコールマンの2ルームなどの方が快適だと思います。ギリアは天井が低いのでテント内で過ごすようには作られていません。日中はタープ下で過ごしたり、アクティビティを楽しんだりしてギリアで寝るという用途が最も適切なギリアの使い方かと思います。

 

あと重要な点としては、購入して2年経ちましたが、未だに所有欲を満たしてくれるテントです。わが家にとっては大きな買い物でしたが、満足しています。

 

 

No.18 snow peak ヤエンクッカー1500

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ここから2022年の購入品です。クッカーについてもあれこれ妄想していました。この当時は軽量コンパクト性に傾倒していたことと、できる限りファミリーキャンプ、デュオキャンプ、バックパックキャンプなどの異なるスタイルのキャンプで使いまわそうという思いがあり、小さすぎず、大きすぎず、絶妙なサイズ感のクッカーを探していました。第1候補として上記のヤエンクッカー1500を初売り&値上がり前のタイミングで購入しましたが、全然使っていません。まだデュオキャンプやバックパックキャンプなどはしてないので、これから活躍の機会は訪れるかもしれないのですが、その時は鍋じゃなくて湯沸かしできるポットで良い気がしています。。物は最高にかっこいいのですが、いまひとつ今後も活躍するイメージが湧かない道具です。ファミリーキャンプ用途ならそれ一本で物探しした方がうまくいくケースもあるということを学びました。

 

 

No.19 snow peak チタンシェラカップ

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上記のヤエンクッカー1500とセットで購入しました。何かと使う機会が多いと言われるシェラカップですが、この時点ではまだ使ったことがないのでよくわかりませんでした。実際に使ってみて、その便利さに驚いた道具の一つです。アウトドア道具ってよく考えられているなあと感じました。この後、別メーカーのステンレスのシェラカップも購入するのですが、個人的にはチタン製の方が軽くて好みです。

 

 

No.20 ワークマン パラフィン帆布ミディアムトート

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記事を書きながら思い出したのですが、この時、妻から1万円分の購入許可をありがたくいただいており、上記のヤエンクッカーやチタンシェラはそこから購入したのでした。2点を購入し余ったのは1,000円弱。貧乏性の私はこの余ったお金で何か購入できないかと庶民の味方ワークマンへ。そこで購入したのが、本記事でのラストとなりますパラフィン帆布ミディアムトートです。例によって、用途も決めずに購入してしまっていますが、収納は無駄になりにくいはずと自分を納得させました。今はグランドシートやレジャーシートなどをまとめて入れて使っています。帆布である必要はないですが、雑に扱っても破れなそうな点は評価しています。

 

 

③ おわりに

今回の記事は、私がこれまで収集してきたアウトドア道具を購入した順に10点紹介してきました。前回記事に引き続いてワークマン商品をほいほい買っています。反面、テントはよくよくリサーチしてから購入したため、満足度は高いです。購入する前のリサーチが重要だと改めて感じました。今回テントを購入したことで、その後の購入品は「ギリアに合うかどうか」というものさしが加わりました。具体的なサイトをイメージしやすくなりましたね。どうしても手に取りやすい価格の製品から購入してしまいがちですが、サイトの顔であるテントをまず決めてしまうと、その後の物選びがしやすくなると感じました。

それでは、また。

【購入記録】私のアウトドア道具収集記録No.1〜No.10

こんにちは。もうそうです。

今シーズンのアウトドアの予定も特に無くなってしまったので、冬季間は私がこれまでこつこつと収集してきたアウトドア道具をまとめて紹介していこうと思います。総点数は100均商品なども含めておよそ120点ほどです。アウトドア道具といっても様々な種類がありますが、私の場合はキャンプ道具が中心となります。とはいえ、道具を集め始めて2年以上が経っているので、その過程で登山に興味をもち始めたり、ウルトラライトという文脈を知ったりとその時その時において、影響を受けたものがあり、その都度志向も変化しています。購入した順で紹介していきますので、そんな志向の変化も楽しんでいただけたらと思います。併せて購入して良かった点、悪かった点も簡単に添えていこうと思いますので、これからキャンプを始められる方、特に何から購入したらよいか悩まれている方には私の経験を参考によい買い物をしていただければと思います。

 

 

⓪ 目次

① はじめに

② アウトドア道具収集記録No.1〜No.10

③ おわりに

 

 

① はじめに

私がアウトドア道具を収集し始めたきっかけとなった出来事は、3年前に友人一家に誘われて初めて経験したデイキャンプでした。

そこからアウトドアに憧れを抱き、「いつか自分も・・・」なんて考え、翌年からキャンプ道具を中心に集め始めました。今回ご紹介する道具を購入したのは、2021年9月〜10月頃です。キャンプブーム真っ只中で、人気商品は即完売が当たり前でした。また100均やホームセンターなどの異業種がマーケットに続々と参入してきた時期でもありますね。特にワークマンの参入は大きなニュースになりました。購入品を紹介しながら当時を振り返っていきます。

 

 

② アウトドア道具収集記録No.1〜No.10

No.1 snow peak チタンシングルマグ450ml

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初めて購入したアウトドア道具はスノーピークのマグカップでした。購入理由は、「間違いなく使うであろう物」で「長く使える物」だろうということです。デイキャンプに招待してくれた友人がまあまあのピーカーだったので、その影響も受けています。

保温性は無く、また冷たいものを入れるとびしゃびしゃに結露するので、今では真空マグに出番を奪われがちですが、デザインのよさは今でも気に入っていますし、所有欲が満たされます。

 

 

No.2 Belmont UL hibasami

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まさかの2点目に火バサミを購入してました。YouTuberのFUKUさんがこの火バサミを絶賛していて、たまたま翌日に行ったアウトドアショップに並んでいたので衝動買いしてしまったのでした。焚き火台もまだ無いのに。今思えば、こんな時期に買う必要はまるで無かったです。せめて焚き火台を買ってからにしましょう。

物は良いです。コンパクトでありながら市販の薪でも掴める剛性もあります。火バサミの購入に悩んでいる方にはおすすめです。

 

 

No.3 UNIFLAME ファイアグリル

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3点目にして焚き火台を購入していました。ファミリーキャンプ想定で安定のユニフレームのファイアグリルを選択しました。ヒマラヤの1000円引きクーポンを利用して6,500円で購入しました。やったね。

ど定番品だけあり、使い勝手は申し分ありません。人と被ることを気にしなければ、ファミリーキャンプ用の焚き火台としてはベストバイといえる一台かと思います。

 

 

No.4 5050WORKSHOP HiLUMENmini

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4点目はLEDランタンを購入していました。これはファミリーキャンプにおいてメインランタンとして大活躍しましたので、早めに購入しても使わないということは無いと思います。

スペック的には可もなく不可もなくといった感じで、メインランタンとしての機能は最低限備わっているかと思います。モバイルバッテリーとしても使えますが、バッテリー容量は5,000mAhとそこまで大きくはありませんので過度の期待は禁物です。この製品に不満はありませんが、今購入するならもう少しバッテリー容量の大きいものを購入するかなぁといった印象です。

 

 

No.5 UNIFLAME ファイアグリル収納ケース

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5点目はユニフレームのファイアグリル収納ケースです。飛び出し防止のバックルが付いていたり、焚き火シートや火バサミも余裕で収納できます。ファイアグリルを購入するならセットで購入することをおすすめします。

 

 

No.6 Field Core パラフィン帆布スクエアトートf:id:moso_outdoor:20231208003355j:image

6点目はワークマンのアウトドアラインであるフィールドコアのパラフィン帆布スクエアトートです。何を入れるかあまり考えずに購入しましたが、結局ペグケースとして運用しています。ペグケースとして見ると、芯材がないため型崩れを起こしてしまう点や、ペグやハンマー、ロープなどを取り出しづらい点など使い勝手の悪さを感じます。お値段は良心的なのですが、ペグケースとしての運用を考えているのであればおすすめしません。ペグケースは芯材がしっかりと入っていて、ガバッと開くタイプのものが使いやすそうだと思わせてくれた製品でした。

 

 

No.7 snow peak チタンシングルマグ300ml

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No.8 snow peak チタンシングルマグ220ml

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ヒマラヤの10%割引券をもらったので妻と娘用に購入しました。450mlのマグも合わせてマトリョーシカのようにスタッキングできます。当時は「これがスタッキング…」と1人でにやにやしていました。

 

 

No.9 DAISO 火吹き棒

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100均で火吹き棒も購入していました。このころの私は焚き火に強い憧れがあったのでしょう。今思えば、デイキャンプで使える道具から集めればよかったなあと思います。100均の火吹き棒は2種類あり、口元にゴムが付いているタイプもありますが長さが短いのでこちらの方がおすすめではあります。

 

 

No.10 Seria 食器バンド7cm&9cm

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本記事ラストの10点目はセリアの食器バンドでした。締まらないですね。この時は普段行かないSeriaを覗いたところ、近所では売り切れていた7cmの食器バンドを見つけて嬉しくて食器もないのに購入しました。全く焦って購入する必要はない製品ですので、聡明なみなさんは必要だと思った時に購入してください。

物としてはとても便利です。100均のキャンプ道具は無数にありますが、実用性の高さもシンプルなデザインも気に入っています。強いて挙げればブラックはホコリが目立ちます。

 

 

③ おわりに

今回の記事は、私がこれまで収集してきたアウトドア道具を購入した順に10点紹介してきました。振り返ってみると購入順がめちゃくちゃでお恥ずかしい限りです。焚き火台は自分なりに情報収集した上で購入しましたが、100均商品やワークマン商品などは、「安いしとりあえず買っておこう」という思いが透けて見えます。また、「今買っておかないと次は手に入らないかもしれない」といった消費者意識も働いていますね。実際、UL HIBASAMIやパラフィン帆布トートなどは次に店舗を訪れた際にはどちらも欠品していました。今であれば、比較的需要も落ち着いているので必要な物を必要な時に購入した方が無駄のない買い物ができると思います。

 

買う理由が値段なら買うな。

買わない理由が値段なら買え。

 

誰かが言ったこの金言を胸に留めておこうと思います。…とはいえ次回以降の記事も過去の購入記録なので、この傾向はしばらく続くのですが。それでは、また。

おうちBBQで最低限必要なものとおすすめの調理用トングの紹介

こんにちは。もうそうです。

先日、自宅の庭でBBQをしました。何気に家族でBBQをするのは初めてです。今回の記事は、わが家のキャンプ道具紹介も兼ねて、おうちBBQに最低限必要なものと、その中でも一際役に立った調理用トング、(有)片力商事のプレグリーストングについて紹介します。

 

 

⓪ 目次

① おうちBBQに最低限必要なもの

② プレグリーストングについて

③ おわりに

 

 

① おうちBBQに最低限必要なもの

まずは、おうちBBQをする上で最低限必要なものを紹介します。とはいえ、私自身BBQをすること自体初めてですので、経験談というよりネットの情報を噛み砕いて最低限というラインを引いただけですのでご容赦ください。ただ、ネットで調べていると、40点以上の道具を必需品として紹介しているサイトもあり、閉口してしまいました。うちわは必需品とはいえないでしょう。

というわけで、わが家が必要と判断したものは以下のとおりです。

・BBQグリル/コンロ

・炭、着火剤、着火手段

・薪バサミ、軍手(グローブ)

・テーブル

・チェア/レジャーシート

おうちBBQであれば、クーラーボックスは必要ありませんし、食器やカトラリーも家のものを使っても問題ないかと思います。上記の道具と、食材があればおうちBBQは比較的お手軽に始められるのではないでしょうか。

順を追ってわが家で使用した道具を紹介していきます。

 

 

・BBQグリル/コンロ

BBQグリルとして使用したのは、わが家で愛用している焚き火、ユニフレームのファイアグリルです。焚き火としてはど定番の品ですが、BBQグリルとしても、家族でまったりBBQをするにはちょうど良い大きさでした。

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焼網に使用したのは、ナチュラムオリジナルのステンレスワイヤー網です。オプション品が充実しているファイアグリルですが、その中で最も有名なオプション品はヘビーロストルだと思います。剛性が高く、鍋やダッチオーブンを載せてもびくともしません。しかし、あくまでもロストルなので隙間が大きく、焼網としては使えません。

このステンレスワイヤー網は、ヘビーロストル並の剛性を持たせながら、焼網としても使えるようによりピッチが狭く作られています。もちろん、ロストルとしても使えるので、一石二鳥です。網の目が一方向なのでお手入れもしやすい。

昨今の値上げでヘビーロストルは4,400円ですが、なぜか値上げを免れているステンレスワイヤー網は2,080円のままです。焼網としても使えるヘビーロストルが半額以下で買えるのですから、もうこれ一択だと思います。ちなみに、ナチュラムオリジナルの商品ではありますが製造は本家ユニフレームです。なので品質は全く問題なし。個人的に、ファイアグリルのオプション品の中で最もコスパが高いと思います。

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・炭、着火剤、着火手段

炭には特にこだわりはなかったので、ホームセンターの成型炭を購入しました。成型炭の方が着火しやすく、まだ爆ぜにくいため初心者のわが家には向いているかと思いました。

今回は着火加工済の成型炭を使ったため、着火剤は使いませんでしたが、これまで焚き火の際などは、「文化たきつけ」を使っていました。着火しやす性は◎ですが、煙が多く、灯油の匂いもまあまあします。まだこれしか使ったことがないので、今後他の着火剤も試してみようと思います。

着火手段は、SOTOの「マイクロトーチACTIVE」を愛用しています。コンパクトながら、火力も高く、気に入っています。

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・薪バサミ、軍手(グローブ)

薪バサミは、ベルモント「UL HIBASAMI」を使っています。100均やホームセンターの薪バサミでも問題ないと思いますが、軽量コンパクト性とデザインに惹かれて購入しました。使い心地も良いので気に入っています。

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グローブは、革製が耐熱性もありおすすめです。私はワークマンで購入したTOWAコーポレーションの安い革グローブを使っていますが、熱い物でも普通に持てているので、不便は感じていません。

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・テーブル

わが家で使用しているテーブルは小さいものも含めると計4台あります。購入順に紹介します。

アルミロールテーブル(Field Core)

私がキャンプ道具を集め始めた時期は、ちょうどワークマンがアウトドア用品を展開しだした時期と重なります。その時に購入した鹿番長のアルミロールテーブルのそっくりさんです。主にレジャーシートの上で子どもの食事やコップを置いています。その他にクーラーボックスやソフトコンテナ置き場としても使えて何かと便利です。

焚き火テーブル(ユニフレーム)

次に購入したのは定番の焚き火テーブルです。こちらは現在、焚き火や調理をする際に使用しており、サイドテーブルとして非常に役立っています。もう一台追加しようか考えているくらいです。レッグラックも便利そうで、購入を検討しています。

3ハイ&ローテーブルロング(ogawa)
メインとなるテーブルはしばらくあれこれ悩んでいましたが、選んだのはogawa。展開の簡単さとぐらつかなさ、天板の奥行の広さが決め手です。クーポンや楽天ポイントを使って5000円で購入できました。実際に使ってみて、奥行の広さがありがたいと思うシーンもありますが、一方空間を圧迫してしまっていると感じるシーンもありました。良し悪しですね。でも、展開の簡単さはストレスフリーで良いです。あと、天板がアルミ製なのもお手入れが楽で助かりました。小さい子どもはあらゆるものをこぼしますから。

焚き火用ステンレステーブル(Hilander)
囲炉裏テーブルも購入しています。この商品に決めた理由は、ステンレス製のフラット天板でお手入れが楽なところと、高過ぎない高さとお値段です。若干雑な作りでしたが、使用に問題はありませんでした。サイズ的にファイアグリルにもジャストフィットです。天板がやや狭めなので、あれもこれもと料理を並べることはできません。グリルを囲んでタンブラーと取り皿、カトラリー程度を並べる方が使い方としてフィットしていると思います。

 

 

・チェア/レジャーシート

わが家は子どもが小さいこともあり、レジャーシートとチェアを併用しています。チェアは、ワークマンで購入したField Coreの「燃え広がりにくいローチェア」です。脚はスチールです。今はアルミ製タイプも販売されています。今購入するならアルミ製の方かなあと思います。この燃え広がりにくいローチェアは、1,780円という圧倒的な価格が魅力で購入したのですが、なかなか座り心地がよく、また機能的にも難燃加工がしてあるため、躊躇なく焚き火の前で使用することができた道具です。わが家には2脚あって、私と妻だったり上の子だったりが使っています。

レジャーシートは、オレゴニアンキャンパーのグランドシートを使っています。裏面の防水性、表面の撥水性ともに高く、安心感があります。サイズは、200cm×140cmで1枚だと中心にogawaのテーブルを置いてギリギリ家族4人で座れるくらいの広さです。わが家は2枚所持していて、2枚使いをしたり、チェアと組み合わせて使ったりしています。

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おうちBBQをする上で最低限必要なものの紹介は以上となります。上記のものがあれば、とりあえずおうちBBQは始められるのではないでしょうか。強いて言えば、夏の日差しが強い時期に行うようなら加えてタープのような日除けはあった方が快適かなと思います。

 

 

② プレグリーストングについて

続いて自宅BBQにおいて一際役に立った調理用トング、片力商事のプレグリーストングを紹介します。調理用トングは、BBQにおいてとても便利で、1つと言わず2つ3つとあっても困ることはない道具ですが、その素材や形状は様々です。私が購入する際に意識した点は、ステンレス製であることと、テーブルに置いた際に先端が天板に付かない構造になっていることでした。特に後者は焼肉トングと呼ばれるような形状が大ヒットし、今や100均でも手に入るようになっています。その多くは片側のみが浮く構造になっており、テーブルに置く際の上下の向きを気にする必要がありました。小さい子どもが雑に扱うことや、お酒を飲みながら使用することを鑑みると、いちいち向きを気にする必要があることはやや面倒です。そこで上下どちらから置いても先端が天板に付かない構造になっているトングが理想的だと考えました。

 

 

そこで気になっていたのが、スノーピークの「ピッツ」です。

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私の条件を全て満たす理想的なトングです。しかしお値段が2,000円を超えるため、購入を躊躇していました。高い…。しかし調べてみるとこのピッツ、OEM製品らしく、製造元である(有)片力商事がプリグレーストングという商品名で販売していました。ピッツと同じ27cmでお値段は半額程度、違いは色とロゴの有無のみです。これなら複数個購入してもお財布へのダメージは少なくて済みます。しかも片力商事は私の地元である新潟県燕三条地域のメーカーさんで、同地域で有名なストックバスターズでもこのトングを取り扱っていました。

 

 

ストックバスターズとは金属加工の町として有名な燕三条の卸、メーカー、工場などで出たデッドストックや、アウトレット商品を激安価格で販売しているお店です。私もよくキッチン用品などを購入しに訪れていました。キャンプで使えそうなキッチン用品を探しにたまたま訪れた際、その他の焼肉トングと並んで置かれているこのトングを見つけました。お値段は550円。ピッツ1本のお値段で4本買えます。これなら1人1ピッツも可能です。

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先端の滑り止めのギザが潰れていたり、もう少し強度が欲しいと思ったりとつくりは燕三条のメーカーにしては雑なところもありますが、この値段なら許せます。ピッツのレビューにも同様の記述があったので、安いからつくりが雑というよりは元々このような仕様なのでしょう。実用的には問題はありませんでした。

 

 

実際の使用感はというと、先端がピンセットのように細くなっているため、小さな食材をつまむことが可能です。反面、分厚く重さのある食材などを持ち上げる際は通常のトングの方が掴みやすいかなあという感触です。持ち手の窪みはデザイン的にも、握りやすさ的にも良好です。27cmという長さも長からず短からずちょうど良いと感じました。そして何より向きを気にせずテーブルに置いても先端が付かないという点はストレスフリーで快適でした。総じて、不満点は特になく扱いやすいトングといえます。調理用トングをお探しの方スノーピークのピッツが気になるけど値段に躊躇されている方、この片力商事のプリグレーストングを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

③ おわりに

今回の記事は、おうちBBQに最低限必要なものと、片力商事のプレグリーストングの紹介でした。

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おうちBBQは、小さい子どもがいても気軽にアウトドア気分を味わうことができるアクティビティです。特にこれからキャンプを趣味にしたいと考えているご家庭であれば、おうちBBQから初めてみるのは良い選択肢だと思います。それでは、また。

 

 

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【キャンプログ】2度目のお泊まりキャンプで遠征!寒さ対策とキャンプ飯のあり方を考えた、2泊3日秋キャンプ

こんにちは。もうそうです。

今回の記事は、10月の初旬に2泊3日で行きました「たびのCAMPING BASE 秋保木の家」でのキャンプの記録になります。わが家としては2回目のお泊まりキャンプかつ、初めての県外遠征でした。前回の反省を踏まえつつ、新たに導入したキャンプ道具のレビューなども行なっていきたいと思います。

 

⓪ 目次

① キャンプ場選び

② 新たに購入した道具と準備

③ キャンプ場紹介

④ 当日の様子

⑤ 反省とふり返り

 

① キャンプ場選び

今回のキャンプは、わが家では2度目のお泊まりキャンプとなりますが、実際に計画されていたのはこちらの方が先になります。というのも、このキャンプは、旅行とセットで予定を組んでいましたので、8月にはキャンプ場の予約も済ませていました。なので前回のお泊まりキャンプは、この遠征キャンプの予行練習的な立ち位置でした。

さて、旅行がメインですので、行き先は既に決まっています。その中で条件に合うキャンプ場を選んでいくことになります。今回の条件は、

仙台市から近いこと

車中泊が可能なオートキャンプ場であること

③ お風呂に入れること

大きくこの3点です。まず、今回の旅行のメインは仙台市にあるアンパンマンミュージアムに行くことだったので、そこへのアクセスがよいことが第一条件となります。

次に、2泊3日であることや日中サイトを離れる時間帯があることから、ギリアのインナーテントは2人用を使って、リビングスペースを幕内にすることにしました。そうなると下の子と妻は車中泊になるので、車を横付けできて、車中泊も可能なキャンプ場がマストとなります。オートキャンプ場の中には、車中泊を禁止としているところもあったので、注意が必要かと思います。

最後に、やっぱり妻の希望としてお風呂は欠かせません。条件に合うキャンプ場を調べたところ、上記の「たびのCAMPING BASE 秋保木の家」

ヒットしたため、こちらに決めました。レビューが少なく心配していましたが、とても過ごしやすい、よいキャンプ場でした。キャンプ場については、後ほど詳しく触れたいと思います。

 

 

② 新たに購入した道具と準備

前回の反省を基に、キャンプ道具を見直しました。まずは新たに購入した道具を紹介します。

前回のキャンプ終了後、妻と相談して欲しいものリストをまとめました。この中で、今回新たに追加したキャンプ道具は、ジャグ(調理用、手洗い用)、跳ね上げ用ポール、サブランタン、ランタンハンガー、アルミマットになります。さすがに全ての道具を一度に揃えるだけの余裕はないので、必要性が高いものから購入しました。

 

 

① ウォータージャグ

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ウォータージャグは2種類購入しました。飲み水兼調理用にフィールドアの10Lの折りたたみジャグを、手洗い用途にイワタニの5Lのジャグをそれぞれ購入しました。

結論からお伝えすると、フィールドアのジャグはコックの根本から漏水してしまい今回のキャンプでは満足に活躍できませんでした。(後日締め直したところ、通常通り使用できました。ただ、コックの緩みが移動中に起きたのか、最初からだったのか判断つかず、信頼は置けないかなあという印象です。)また、コックが子どもには固い、止水ジッパーはもっと固い、水がある程度入っていないと自立しづらいといった気になる点が目についてしまい、イマイチさを感じました。飲み水兼調理用という用途であれば、ソフトタイプである必要は薄かったかなと反省しています。

反面、イワタニのジャグは容量こそ5Lとやや少なめですが、しっかりと自立し、またエニーロックのシステムが素晴らしく、使い勝手は抜群に良かったです。これはおすすめできます。

 

 

② 跳ね上げ用ポール

跳ね上げ用ポールもフィールドア。ジャグは少し残念な出来でしたが、国内メーカーでこの価格はやっぱり魅力的ですね。

併せてセリアの自在付ガイロープ、ガイロープマーカーも購入しました。

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ガイロープマーカーは想像していたよりも明るく、実用的でした。昼白色かつ電池交換不可でしたので、次に購入するときは電球色で電池交換可能なものにしようかと思います。

 

 

③ サブランタン&ランタンハンガー

サブランタンにみんな大好きゴールゼロ。今や市場には本家そっくりなジェネリック品が多数出回っていますし、お小遣い民である私も他のキャンプ道具ではその恩恵を受けている身ですが、ゴールゼロに関しては本家を買いたかったという思いがありました。2、3周遅れな感は否めませんが、所有欲が満たされた買い物でした。

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ランタンハンガーはダイソーで購入。節約するところは節約しないとお財布がやばいのです。いずれはスタンドも購入したいと思っていますが、いつになるのやら。ちなみにスタンドだったら地面に打ち込むタイプがいいのかなって思っています。三脚タイプは子どもが躓きそう。

 

④ アルミマット

寝具不足のわが家ですが、今回も寝具に回すだけの予算はありませんでした。車中泊も活用することを考えると、上の子にインフレーターマットを使ってもらえば後は私の寝床だけなので、セリアの両面アルミマットを購入しました。もちろん、過度の期待は全くしておらず、就寝着を手厚くすることでカバーしようと目論んでいました。

今回は購入しませんでしたが、次にマットを購入するとしたらクローズドセルマットを試してみたいと思います。

 

 

思ったより購入品紹介が長くなってしまいましたが、事前準備の話も少しだけ。

前回のお泊まりキャンプでは、妻と私で準備の分担をしましたが、妻は私のキャンプ道具についてはほとんど知らない状態だったことが反省点でした。今回はExcelで作成したチェックリストをもとに準備を進めました。おかげで前回以上にスムーズに進めることができました。情報共有は大切ですね。ただこの方法は、妻の「いつこんなに買ったの?」という追及を受ける恐れがあるため、注意が必要です。

 

 

③ キャンプ場紹介

今回訪れたキャンプ場は、仙台市太白区秋保町「たびのCAMPING BASE 秋保木の家」です。天守閣自然公園内にあるオートキャンプ場で、近くにはロッジ村もあります。ここでは実際に利用してみて感じた良かった点、改善してほしい点を挙げたいと思います。

 

 

【良かった点】

まず何より良かったのが、鹿乙の湯です。秋保温泉の源泉を引いた加水なしの温泉を楽しむことができます。なっぷの基本情報では入浴時間が17:00〜20:00となっていますが、わが家が訪れた際は22:00まで入浴できました。子どもを寝かしつけた後入る温泉は格別でした。

2点目は清潔感です。トイレは泡で流すタイプだと口コミで知っていたので若干不安だったのですが、しっかりと管理されているようで使用していて嫌な感じは全くなかったです。炊事場、風呂場なども同様で、気持ちよく利用することができました。ゴミも指定の場所に捨てることができ、助かりました。炊事場の臭いが気になるという口コミもありましたが、確かに臭いはするものの、まあ許容できる範囲かと思います。わが家はそれほど気になりませんでした。

3点目は天守閣自然公園です。2日目の朝、上の子と少しだけですが散策を楽しみました。池のコイを眺めながら短い時間ながらも自然を満喫することができました。スケジュールの都合上、手前のエリアだけで切り上げてしまいましたが、もっとゆったりと散策していたいと思える場所でした。

4点目は余裕のある区画サイトです。わが家はギリア1張のみで、リビングスペースも幕内に設置したため随分とスペースを持て余していましたが、タープを張ってもまだ余裕がありそうな感じがしました。周りのファミリーキャンパーさんたちは2ルームテントが多かったです。また、わが家は使用しませんでしたが電源サイトです。

 

 

【改善してほしい点】

全体的に満足度高く利用することができましたが、15時のチェックインは遅め。わが家は2泊3日の日程だったので2日目の朝は比較的余裕がありましたが、1泊の方はキャンプ場滞在中に自然公園を散策する時間があるのか疑問です。せっかく魅力的なスポットが施設内にあるのだから、もう少しチェックインが早ければもっと色々できそうなのになと感じました。

 

 

④ 当日の様子

前回のキャンプがよほど楽しかったのか、はたまたアンパンマンミュージアムの魅力か、上の子は前日の夜からテンション高くはしゃいでいました。そんな娘を尻目に準備を進めます。

翌朝、仙台市までの移動時間はおおよそ4時間程度なので、朝は余裕をもってスタート。道中の道の駅で昼食を済ませます。

キャンプ場近くのスーパーとホームセンターで初日の夕食と2日目の朝食の材料、薪などを購入し、キャンプ場に着いたのが4時前。早速、設営に取り掛かります。初めてサイドパネルの跳ね上げを試みましたが、これは問題なくできました。お手軽に空間を広くすることができるので、おすすめです。

その後は夕飯。妻と子どもたちがお風呂に入っている間に準備を進めます。

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初日の夕飯はペッパーランチ風。鉄板の上に全部乗せて焼くだけとお手軽なのに満足度が高い!子どもたちももりもりと食べていました。焼き上手さんαは今回から導入したのですが、その楽ちんさに驚きました。よい。

その後は少し焚き火を楽しみ、上の子を寝かしつけた後に温泉にゆったり浸かり、疲れを癒します。心配していた寒さですが、二重のアルミマット+幼稚園用のマットでも底冷えは感じず、ぐっすり眠れました。就寝着は、上はワークマンメリノにArc'teryxのMotus AR Hoodieとmont-bellのシャミースジャケットを、下はワークマンメリノ

とSTATICのAPOSTLE LT PANTSでした。

 

 

翌日、ゆっくりと起床。連泊は朝の忙しなさがなくていいですね。今後もできるなら連泊したいと思います。朝食はホットドッグとミニトマト。ここでも人数分のソーセージを焼いたり、パンに焼き目をつけたりと焼き上手さんαが活躍しました。これは今後、焼き上手さんαなしのキャンプ飯は考えられないレベル…。その位便利さが際立っていました。

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その後は天守閣自然公園を少し散策し、

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コイを眺めてからアンパンマンミュージアムに出発しました。

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いやあ、アンパンマンミュージアム控えめに言って最高でした。この手のアミューズメント施設はあまり行ったことがなかったのですが、どっぷりとアンパンマンの世界観に浸ることができました。意外だったのは上の子のはしゃぎっぷり。さほどアンパンマンにハマることなく5才を迎えた娘だったのですが、ステージやグリーティングでは目をキラキラさせて喜んでいました。とても素敵で、とても貴重な時間でした。

 

 

満喫し過ぎてミュージアムを出る頃にはもう夕方。慌ててスーパーで買い出しを済ませ、キャンプ場に戻ります。夕飯は焼肉。初日と同じように妻と子どもがお風呂に入っている間に準備を済ませ、食事の時間となりました。食事のスタイルは、私がサイドパネル下で肉を焼き、幕内の子どもや妻に提供する形で行っていましたが、妻は全員で食卓を囲みたい思いもあり、今後のキャンプ飯のあり方を考えました。やはりタープを設置してその下にリビングダイニングスペースを設けるのが満足度高いのかな、なんて思っています。

 

 

夕食が終わった後は、焚き火を少し楽しみました。

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娘たちが喜ぶかなと、焚き火の色が変わるやつを使ってみました。上の子はとてもいいリアクションをしていましたね。100均にも売っていますし、オプションとしては良いのではないでしょうか。
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前回お湯の大切さに気付かされたので、今回は意識的にお湯を切らさないようにしていました。トランギアのケトルは様になりますね。沸いたお湯はもちろんアルパインサーモボトルでキープ。これで翌朝も温かいコーヒーが湯沸かしなしで飲めます。

翌日が朝から雨予報だったので、片付けられる道具は片付けて就寝。娘を寝かしつけた後、最後に温泉を楽しみ、リラックス。無事にキャンプが終わりそうなことに安堵しつつ、眠りにつきました。

 

 

翌朝は予報通りの雨。それでも大きなトラブルなく撤収を終え、キャンプ場を後にします。(タオル等を干していたハンギングラインを放置したままだったことが後日判明。着払いで送ってもらえました。反省。)

子どもも妻も、満足度の高い2泊3日となりました。これでわが家の今シーズンのお泊まりキャンプは終わりになりますが、帰りの車内では既に来シーズンに向けての会話が弾みました。来シーズンは春先から行けるといいなと思います。

 

 

⑤ 反省とふり返り

今回はお泊まりキャンプ2回目にして、初の遠征、連泊だったのですが、前回のお泊まりキャンプを経験しておいて良かったなあと感じることが多々ありました。

前回の不満点は概ね解消され、全体的に満足度の高い3日間だったと思います。この項では、特に良かったと感じた点を3点、今後に向けた改善点を2点挙げていきます。

 

 

【良かった点】

1点目は、今回から導入した「焼き上手さんα」です。このようなカセットコンロがあるだけで、料理の幅が広がったり、時短につながったりすることを実感しました。今回はプレートを外して使用するシーンはなかったのですが、プレートを外して鍋物をすることも可能ですので、これはファミリーキャンプをされる方には是非おすすめできる道具だと思いました。焼肉の際には、油が溜まってしまうので、焼肉専用のプレートを追加購入しようか検討中です。

 

 

2点目は、サブランタンとランタンハンガーを追加したことです。これにより、テント周りの明るさ問題は一気に解決しました。ガイロープマーカーも微力ながら貢献していました。

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今後、タープを導入するなど居住エリアが拡大するともう少し追加した方がいいのかなとも思いますが、現状では満足しています。

ファミリーキャンプを始められる方は、メインランタン1つとサブランタン2つが目安になるかと思います。

 

 

3点目は、キャンプ道具ではないのですが、温泉付きのキャンプ場を選択したことです。やっぱり1日の終わりに湯に浸かることができるだけで、翌日の疲れが全然違いますね。子どもも小さいので、しばらくはお風呂に入れるキャンプ場を中心にチョイスしていこうと思いました。

 

 

【改善点】

1点目は、リビングスペースのレイアウトです。特に食卓をどう設置するかを考えました。家族みんなが一緒に食卓を囲めるようなレイアウトを今後考えていきます。タープを導入し幕外にリビングスペースを設ける方法もあるでしょうし、焚き火台をBBQコンロとして、囲炉裏テーブルを囲んで食事ということもあるでしょう。収納を工夫してスペースをつくれれば、ギリアの前室部でも4人でカップラーメン位は食べられそうです。これは、キャンプ飯の種類によっても変わるところだと思いますので、今後ゆっくりとわが家にとっての納得解を探していきたいです。

 

 

2点目は、寝具についてです。今回のキャンプでは、下の子と妻は車中泊を選択しました。それはそれで選択肢としてはアリだと感じましたが、家族みんながテントに泊まれるよう寝具は整えていきたいと思います。現状マットもシュラフも足りていない状態なので、来秋位には揃えられるといいなあという気持ちでいます。

個人的には、登山にも興味をもち始めたこともあり、併用できそうな軽量シュラフ、クローズドセルマットあたりは1つ持っておきたいところ。さらに余談ですが、ゆくゆくは所持しているギリアに下の子と妻が寝て、山岳用の軽量テントに上の子と私が寝るというサイト内別居のようなシチュエーションを妄想しています。2人用の軽量テントがあれば親子デュオキャンプも行きやすいですし、キャンプの幅が広がりそうです。予算は全く足りていません。

 

 

兎にも角にも、初めてのお泊まりキャンプシーズンが終わりました。「キャンプに行ってみたい」と思い立ち、道具や情報を集め出してから3年以上が経ちましたが、わが家にとっての遊びの選択肢が増えたことは素直に嬉しいです。また、これまでちまちまと集めてきたキャンプ道具たちがようやく日の目を見られたことも感慨深いです。集めているうちに途中から、その機能美や造形美に惚れ込み、半ばコレクション要素で集めていた感があったので。でもやっぱり、キャンプ道具は使ってなんぼですね。改めて肝に銘じます。

 

 

というわけで、今回の記事は、10月の初旬に2泊3日で行きました「たびのCAMPING BASE 秋保木の家」でのキャンプの記録でした。キャンプを始めたいと思っているどなたかの参考になれば幸いです。それでは、また。

 

 

 

【キャンプログ】初のお泊まりキャンプはいつでも撤退できる地元の無料キャンプ場で

こんにちは。もうそうです。

今回の記事は、9月下旬に初めてお泊まりキャンプに行った際の記録になります。反省点は多々あるのですが、妻も子どもも楽しんでいたようで、時間をかけて準備してきたかいがあったと感じています。今回の記事では、初キャンプに向けた準備と当日の様子、初キャンプを終えての反省とふり返りを紹介したいと思います。基本的に、自分の備忘録の側面が強いですが、どなたかの参考になれば一石二鳥な感じで嬉しいですね。

 

 

⓪ 目次

① キャンプ場選び

② 前日までの準備

③ 当日の様子

④ 反省とふり返り

 

 

 キャンプ場選び

初めてのキャンプにあたり、一番心配したのが、

「環境が変わって下の子は寝れるのか」

ということでした。わが家は5才と1才の娘がいますが、初めてのキャンプという環境で、果たしてすんなり寝ついてくれるのか。やってみないとわからない部分でした。

また、「お風呂はしっかり入りたい」という妻の希望もあったことから、家から近いキャンプ場で昼食、昼寝をした後、一度家に戻って風呂と着替え、夕食の買い出しを済ませてから再びキャンプ場に戻ってくるプランを採りました。

ちょうどわが家から車で15分程度のところに無料キャンプ場があるので、初めてのキャンプ場はそこに決めました。

 

 

② 前日までの準備

キャンプ場が決まり、準備を進めていくことになりました。これまでキャンプブログやYouTubeなどで情報収集してきたつもりでも、何から手をつけていいのやら迷いました。わが家では、役割分担をざっくりと以下のように決めて準備に取り掛かりました。

夫(わたし):キャンプ道具全般

妻:日用品全般、キャンプ飯

いざ準備を始めてみると、キャンプ道具と日用品の境があやふやで、「あれ持った?」「キャンプ用の食器って何持ってるの?」とお互いに確認しながらの作業となりました。

GoogleのToDoリストでチェックリストを作成していたのですが、うまく共有できずに結局はExcelで作成したものをプリントアウトしてチェックしました。

 

 

③ 当日の様子

そんなこんなで迎えた当日ですが、天気は良好で、また仮に忘れ物をしたとしてもまた戻るチャンスがあるということは、精神的にすごく楽でした。荷物を車に載せて出発します。

今回のキャンプ場は、自宅から20分もすれば到着するので、朝も余裕をもって出発できましたし、途中子どもがぐずる間も無く到着しました。

キャンプ場に着いたのが10時半ごろ。早速テントの設営に取り掛かかります。子ども2人と妻は散策や虫取りをして遊んでいました。

設営が終わり、昼食タイム。今回は、初のテント泊ということで食事は出来るだけ最低限の負担で済むものにしました。カップラーメンに持参したアルパインサーモボトルでお湯を注ぐだけで、娘2人分の昼食の完成です。頼もしい。

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昼食タイムも終わり、昼寝の時間となりました。寝具はまだ人数分揃っておらず、Colemanのインフレーターマットを娘に与え、私や妻は普段保育園で使っている敷布団で寝ました。銀マットを忘れてしまったため、昼寝でも妻は底冷えを感じたようです。ただ、懸念していた下の子の寝つきについては問題なく寝てくれてホッとしました。

昼寝から目覚め、一時帰宅。風呂と着替え、夕飯の買い出しを済ませて再びキャンプ場へ。銀マットや追加の毛布もここで持っていきました。

キャンプ場に着くと、辺りは暗くなりはじめていました。ランタンを付け、焚き火の準備を始めます。

「暗い…。」

持っていったランタンは、5050WORKSHOPのHiLUMENmini(500lm)とLEDLENSERのML4とヘッドライトでした。メインランタンとしてHiLUMENminiを使用したのですが、ランタンハンガーを持っていなかったため、思うような角度で照らすことができなかったことが原因でした。小さい子どももいるので、サイトはもう少し明るい方が安全安心だなと思いました。

夕飯はレトルトカレー。ご飯はとことん楽をします。大正解でした。

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そして焚き火をまったり楽しんだ後、就寝。インナーテント内に銀マットを敷き直し、妻にインフレーターマットを譲り、子ども2人と私は銀マット+幼稚園用の敷布団で寝ました。夜中多少の雨が降ったようでしたが、上の子と私は朝までぐっすりでした。妻や下の子は何度か起きてしまったよう。

朝には雨も止み、すっかり晴れていました。チェックアウトの時間もないので、ゆっくり朝食を済ませてテントなどを乾燥させてから撤収しました。乾燥待ちの間、上の子とトンボを乱獲したり、フリスビーで遊んだりしました。なかなか1泊2日の中で、私が子どもと遊ぶ時間が取れなかったので、この時間は貴重でしたね。

トラブルは何度かありながらも、初のお泊まりキャンプとしては上々の滑り出しだったのでは?と思っています。妻も子どもたちも楽しかったようで、次回のキャンプに向けて妄想を広げていました。私ももちろん楽しかったのですが、ホッとした気分の方が大きかったですね。3年越しのお泊まりキャンプが、次につながるような形で終えられたことが何よりでした。

 

 

④ 反省とふり返り

すでに何点かは挙げていますが、まずは事前準備について。妻と私で分担をしましたが、妻は私のキャンプ道具についてはほとんど知らない状態でした。そのため、キャンプ用の食器やカトラリーをどの程度揃えているのかや、どの程度寝具が揃っているのかなどが分からず、その都度確認しながらの作業になってしまい、効率が悪かったです。帰宅後早速Excelでキャンプ道具のリスト化をしました。情報共有は大切ですね。

次に、寝具関係です。まだまだ寝具は足りていないため、日常生活でも使っている道具を流用しました。次回のキャンプでは、下の子と妻は車中泊にする予定のため、すぐに買い揃える必要はないものの、ゆくゆくは揃えていきたいところ。

照明関係も改善の余地があります。メインランタン1つとサブランタン1つでは小さい子どものいるファミリーキャンプには心許ないことが分かりました。次回キャンプまでに、追加のサブランタンとランタンハンガーの購入を検討します。

後はリビングスペースですかね。今回はギリアを4人用インナーで使用していたため、幕内にリビングスペースを確保できず、幕外にお座敷スタイルでリビングスペースを設置しましたが、雨や日差しの心配を排除するためにも、タープは今後検討したいところ。また、収納棚やジャグ等含めたレイアウトも、じっくり見直していきたいと感じました。

「百聞は一見にしかず」

なんて諺がありますが、やってみてわかることって確かにありました。お泊まりキャンプに行きたいけど不安という方は、今回のようなハードルをぐっと下げた形で1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは、また。