もうそうアウトドア

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おうちBBQで最低限必要なものとおすすめの調理用トングの紹介

こんにちは。もうそうです。

先日、自宅の庭でBBQをしました。何気に家族でBBQをするのは初めてです。今回の記事は、わが家のキャンプ道具紹介も兼ねて、おうちBBQに最低限必要なものと、その中でも一際役に立った調理用トング、(有)片力商事のプレグリーストングについて紹介します。

 

 

⓪ 目次

① おうちBBQに最低限必要なもの

② プレグリーストングについて

③ おわりに

 

 

① おうちBBQに最低限必要なもの

まずは、おうちBBQをする上で最低限必要なものを紹介します。とはいえ、私自身BBQをすること自体初めてですので、経験談というよりネットの情報を噛み砕いて最低限というラインを引いただけですのでご容赦ください。ただ、ネットで調べていると、40点以上の道具を必需品として紹介しているサイトもあり、閉口してしまいました。うちわは必需品とはいえないでしょう。

というわけで、わが家が必要と判断したものは以下のとおりです。

・BBQグリル/コンロ

・炭、着火剤、着火手段

・薪バサミ、軍手(グローブ)

・テーブル

・チェア/レジャーシート

おうちBBQであれば、クーラーボックスは必要ありませんし、食器やカトラリーも家のものを使っても問題ないかと思います。上記の道具と、食材があればおうちBBQは比較的お手軽に始められるのではないでしょうか。

順を追ってわが家で使用した道具を紹介していきます。

 

 

・BBQグリル/コンロ

BBQグリルとして使用したのは、わが家で愛用している焚き火、ユニフレームのファイアグリルです。焚き火としてはど定番の品ですが、BBQグリルとしても、家族でまったりBBQをするにはちょうど良い大きさでした。

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焼網に使用したのは、ナチュラムオリジナルのステンレスワイヤー網です。オプション品が充実しているファイアグリルですが、その中で最も有名なオプション品はヘビーロストルだと思います。剛性が高く、鍋やダッチオーブンを載せてもびくともしません。しかし、あくまでもロストルなので隙間が大きく、焼網としては使えません。

このステンレスワイヤー網は、ヘビーロストル並の剛性を持たせながら、焼網としても使えるようによりピッチが狭く作られています。もちろん、ロストルとしても使えるので、一石二鳥です。網の目が一方向なのでお手入れもしやすい。

昨今の値上げでヘビーロストルは4,400円ですが、なぜか値上げを免れているステンレスワイヤー網は2,080円のままです。焼網としても使えるヘビーロストルが半額以下で買えるのですから、もうこれ一択だと思います。ちなみに、ナチュラムオリジナルの商品ではありますが製造は本家ユニフレームです。なので品質は全く問題なし。個人的に、ファイアグリルのオプション品の中で最もコスパが高いと思います。

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・炭、着火剤、着火手段

炭には特にこだわりはなかったので、ホームセンターの成型炭を購入しました。成型炭の方が着火しやすく、まだ爆ぜにくいため初心者のわが家には向いているかと思いました。

今回は着火加工済の成型炭を使ったため、着火剤は使いませんでしたが、これまで焚き火の際などは、「文化たきつけ」を使っていました。着火しやす性は◎ですが、煙が多く、灯油の匂いもまあまあします。まだこれしか使ったことがないので、今後他の着火剤も試してみようと思います。

着火手段は、SOTOの「マイクロトーチACTIVE」を愛用しています。コンパクトながら、火力も高く、気に入っています。

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・薪バサミ、軍手(グローブ)

薪バサミは、ベルモント「UL HIBASAMI」を使っています。100均やホームセンターの薪バサミでも問題ないと思いますが、軽量コンパクト性とデザインに惹かれて購入しました。使い心地も良いので気に入っています。

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グローブは、革製が耐熱性もありおすすめです。私はワークマンで購入したTOWAコーポレーションの安い革グローブを使っていますが、熱い物でも普通に持てているので、不便は感じていません。

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・テーブル

わが家で使用しているテーブルは小さいものも含めると計4台あります。購入順に紹介します。

アルミロールテーブル(Field Core)

私がキャンプ道具を集め始めた時期は、ちょうどワークマンがアウトドア用品を展開しだした時期と重なります。その時に購入した鹿番長のアルミロールテーブルのそっくりさんです。主にレジャーシートの上で子どもの食事やコップを置いています。その他にクーラーボックスやソフトコンテナ置き場としても使えて何かと便利です。

焚き火テーブル(ユニフレーム)

次に購入したのは定番の焚き火テーブルです。こちらは現在、焚き火や調理をする際に使用しており、サイドテーブルとして非常に役立っています。もう一台追加しようか考えているくらいです。レッグラックも便利そうで、購入を検討しています。

3ハイ&ローテーブルロング(ogawa)
メインとなるテーブルはしばらくあれこれ悩んでいましたが、選んだのはogawa。展開の簡単さとぐらつかなさ、天板の奥行の広さが決め手です。クーポンや楽天ポイントを使って5000円で購入できました。実際に使ってみて、奥行の広さがありがたいと思うシーンもありますが、一方空間を圧迫してしまっていると感じるシーンもありました。良し悪しですね。でも、展開の簡単さはストレスフリーで良いです。あと、天板がアルミ製なのもお手入れが楽で助かりました。小さい子どもはあらゆるものをこぼしますから。

焚き火用ステンレステーブル(Hilander)
囲炉裏テーブルも購入しています。この商品に決めた理由は、ステンレス製のフラット天板でお手入れが楽なところと、高過ぎない高さとお値段です。若干雑な作りでしたが、使用に問題はありませんでした。サイズ的にファイアグリルにもジャストフィットです。天板がやや狭めなので、あれもこれもと料理を並べることはできません。グリルを囲んでタンブラーと取り皿、カトラリー程度を並べる方が使い方としてフィットしていると思います。

 

 

・チェア/レジャーシート

わが家は子どもが小さいこともあり、レジャーシートとチェアを併用しています。チェアは、ワークマンで購入したField Coreの「燃え広がりにくいローチェア」です。脚はスチールです。今はアルミ製タイプも販売されています。今購入するならアルミ製の方かなあと思います。この燃え広がりにくいローチェアは、1,780円という圧倒的な価格が魅力で購入したのですが、なかなか座り心地がよく、また機能的にも難燃加工がしてあるため、躊躇なく焚き火の前で使用することができた道具です。わが家には2脚あって、私と妻だったり上の子だったりが使っています。

レジャーシートは、オレゴニアンキャンパーのグランドシートを使っています。裏面の防水性、表面の撥水性ともに高く、安心感があります。サイズは、200cm×140cmで1枚だと中心にogawaのテーブルを置いてギリギリ家族4人で座れるくらいの広さです。わが家は2枚所持していて、2枚使いをしたり、チェアと組み合わせて使ったりしています。

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おうちBBQをする上で最低限必要なものの紹介は以上となります。上記のものがあれば、とりあえずおうちBBQは始められるのではないでしょうか。強いて言えば、夏の日差しが強い時期に行うようなら加えてタープのような日除けはあった方が快適かなと思います。

 

 

② プレグリーストングについて

続いて自宅BBQにおいて一際役に立った調理用トング、片力商事のプレグリーストングを紹介します。調理用トングは、BBQにおいてとても便利で、1つと言わず2つ3つとあっても困ることはない道具ですが、その素材や形状は様々です。私が購入する際に意識した点は、ステンレス製であることと、テーブルに置いた際に先端が天板に付かない構造になっていることでした。特に後者は焼肉トングと呼ばれるような形状が大ヒットし、今や100均でも手に入るようになっています。その多くは片側のみが浮く構造になっており、テーブルに置く際の上下の向きを気にする必要がありました。小さい子どもが雑に扱うことや、お酒を飲みながら使用することを鑑みると、いちいち向きを気にする必要があることはやや面倒です。そこで上下どちらから置いても先端が天板に付かない構造になっているトングが理想的だと考えました。

 

 

そこで気になっていたのが、スノーピークの「ピッツ」です。

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私の条件を全て満たす理想的なトングです。しかしお値段が2,000円を超えるため、購入を躊躇していました。高い…。しかし調べてみるとこのピッツ、OEM製品らしく、製造元である(有)片力商事がプリグレーストングという商品名で販売していました。ピッツと同じ27cmでお値段は半額程度、違いは色とロゴの有無のみです。これなら複数個購入してもお財布へのダメージは少なくて済みます。しかも片力商事は私の地元である新潟県燕三条地域のメーカーさんで、同地域で有名なストックバスターズでもこのトングを取り扱っていました。

 

 

ストックバスターズとは金属加工の町として有名な燕三条の卸、メーカー、工場などで出たデッドストックや、アウトレット商品を激安価格で販売しているお店です。私もよくキッチン用品などを購入しに訪れていました。キャンプで使えそうなキッチン用品を探しにたまたま訪れた際、その他の焼肉トングと並んで置かれているこのトングを見つけました。お値段は550円。ピッツ1本のお値段で4本買えます。これなら1人1ピッツも可能です。

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先端の滑り止めのギザが潰れていたり、もう少し強度が欲しいと思ったりとつくりは燕三条のメーカーにしては雑なところもありますが、この値段なら許せます。ピッツのレビューにも同様の記述があったので、安いからつくりが雑というよりは元々このような仕様なのでしょう。実用的には問題はありませんでした。

 

 

実際の使用感はというと、先端がピンセットのように細くなっているため、小さな食材をつまむことが可能です。反面、分厚く重さのある食材などを持ち上げる際は通常のトングの方が掴みやすいかなあという感触です。持ち手の窪みはデザイン的にも、握りやすさ的にも良好です。27cmという長さも長からず短からずちょうど良いと感じました。そして何より向きを気にせずテーブルに置いても先端が付かないという点はストレスフリーで快適でした。総じて、不満点は特になく扱いやすいトングといえます。調理用トングをお探しの方スノーピークのピッツが気になるけど値段に躊躇されている方、この片力商事のプリグレーストングを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

③ おわりに

今回の記事は、おうちBBQに最低限必要なものと、片力商事のプレグリーストングの紹介でした。

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おうちBBQは、小さい子どもがいても気軽にアウトドア気分を味わうことができるアクティビティです。特にこれからキャンプを趣味にしたいと考えているご家庭であれば、おうちBBQから初めてみるのは良い選択肢だと思います。それでは、また。

 

 

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